高金利の仕組預金とは?

仕組み預金




高金利の仕組預金とは? 特徴・メリット・デメリット

 

最近、ネット銀行を中心に高金利を特徴とする「仕組預金」というサービスが増えています。パッと見た感じでは、普通預金よりも金利が高くて「預金」と言っているため、安全でお得な投資だと感じてしまいますが、

実は、かなりリスクがある商品なのです。

「仕組預金」は、従来の預金に対してデリバティブ(金融派生商品)の仕組みを加えたもので、様々な特徴をもった預金ですので仕組みをしっかりと理解した上で投資することをお勧めします。

「仕組預金」の特徴

①途中解約ができない。

定期預金のように途中解約ができません。もし解約できた場合でも元本割れしてしまいますので注意が必要です。

②預入期間が、金利の動向によって変動します。

例えば、住信SBI銀行の仕組債の場合、預入期間が最短で1年、最長で10年まであり、金融機関の判断に依存して最短1年で満期を迎える場合もあれば、10年で満期を迎えることもあります。金利の動向によって預入期間を金融機関がリスクをコントロールできるため、金融機関にとても有利な仕組みといえます。

③商品によっては、受取通貨が変わる可能性がある。

こちらも住信SBI銀行の仕組債の場合、円で預入れ、受取元本通貨が円または外貨になる可能性があります。

上記の通り、仕組預金は、金融機関にとって都合の良い条件がありますので、

預金者にとっては、高金利である反面、一度預けてしまうとリスクをコントロールできないリスクがありますので、仕組を十分に理解した上で投資する必要があります。

稼げる度 ★

普通預金に比べると、高金利な商品ですが、リスクの中身を考慮すると

リターンが少ないと個人的には思います。