本「FIRE 最強の早期リタイア術」から学ぶFIREという生き方

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セオリーズ
本要約から学ぶシリーズ
本日は、「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」という本の要約から学ぶFIREという生き方になります。

対象の本: 「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」

目次

  • 「FIRE 最強の早期リタイア術」の概要
  • 借金はリタイアするための大敵!
  • マイホームは買わないこと
  • 投資は、インデックスファンドを選ぶこと
  • リタイアするための4%ルールとは?
  • サイドFIREという働き方
  • お金持ちになるカギ

「FIRE 最強の早期リタイア術」の概要

まず、この本のテーマになっている、「FIRE」とは、経済的自立と早期退職を目標とする人生戦略になります。

本書は、そのFIREの第一人者クリスティー・シェン氏が自身の経験をもとに、30代で経済的自立を達成するための技術をまとめた内容になります。

借金はリタイアするための大敵!

自分の資産が倍になるのに必要な時間を計算する有名な法則があります。
72の法則です。

もし自分が年間6%のリターンの投資を行っていた場合は、72/6=12年で今の資産が倍になります。

逆にもし、借金をしていた場合は、72の法則が大敵に変わります。
第1に、多額の借金はいかなる手段を使ってでも避けるようにすること。

中でも消費者金融は、最も危険。
2番目に恐ろしいのが、学生ローン。
3番目が、住宅ローン。

住宅ローンは住宅が担保になっているため、金利が低く設定しているため、
もしローン金利より、高い利回りの投資に回せるのであれば、投資に回すのが良いです。

マイホームは買わないこと

貧しい人はモノを買います。中産階級は家を買います。お金持ちは投資資産を買います。
もし賃貸ではなく、家を買った場合、住宅ローン以外にも固定資産税や修繕積立金など様々な追加費用が発生します。

マイホームは最悪の投資なのです!

もし賃貸か、購入か迷ったときは、150の法則を使って決めましょう。


毎月の返済額に150パーセントをかけて、その費用が家賃を上回れば、賃貸で済ませる。家賃を下回れば、家を買いましょう。

投資は、インデックスファンドを選ぶこと

インデックスファンドは、1つの銘柄だけでなく、日経平均などすべての銘柄に投資することができる。

そして手数料が、アクティブファンドよりも安い。

結果的に、インデックスファンドは手数料を差し引けば、85%ものアクティブファンドよりも良い成績を残していますので、

投資は、インデックスファンドを選びましょう。

リタイアするための4%ルールとは?

4%ルールとは、もし1年間の生活費が投資ポートフォリオの4%と等しい金額であれば、リタイアして95%の確率で30年以上にわたり老後資金が底をつかないという法則です。

大事なのは、お金ではなく、自由な時間という考え方。

リタイアできるタイミングを決めるのは、年収ではなく、貯蓄率。


注意:4%ルールを実施しても、5%の確率で途中で資金が底をつく可能性があります。
そのリスクを解消するために、現金クッションと利回りシールドで対策をたてます。
・現金クッション: (年間支出-年間利回り)×年数

・利回りシールドは、優先株や不動産投資信託・社債・高配当株に資産を置き換えます。

サイドFIREという働き方

自由になるために、100万ドルを稼ぐ必要はありません。

サイドFIREという生き方で、「リタイア」後も副業を持てば、
100%経済的に自立しなくても自由に生きていけるのです。

また、物価の安い国でリタイア後の生活を送れば、必要な貯蓄額を大きく減らすことができます。

お金持ちになるカギ

お金持ちには色々なタイプの人がいます。ハスラー・投資家・オプティマイザーなど。

お金持ちになるカギは、
自分自身の個性を知り、自分の得意不得意を理解した上で、自分に合ったやり方を選ぶこと。

本書の良いところは、無理にお金を稼ごうとしなくても、投資や節約を行うことで、自由な暮らしができるという考え方です。

4%ルールを実行するのも結構至難の業ですが、億万長者になる夢よりは、全然現実的なアプローチかなと思いました。

対象の本: 「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」

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